2016年7月24日(日)
本日新しい道具を3点購入しました。高価なものはありませんが、スグレモノ揃いです。順番にご紹介します。
1点目は、KENOH 2×4用マイターボックスです。今回、2×4材を使うに当たって、ただ切断するだけにしても、のこぎりで真っ直ぐ垂直に切断することが難しくなっており、ネットで検索したらamazonさんのサイトに掲載されていたので、思わず注文したモノです。
2点目は、ペンキ塗り替え下地処理セットです。製造元は株式会社ノリタケコーテッドアブレーシブさん、発売元は藤原産業株式会社さんで、ペンキはがしから塗装前研磨まで3種類の研磨材を1セットにしてあります。これなら床板を剥がしたあとの根太にこびりついた以前からの塗料を容易に削り落とせそうです。
3点目は、真鍮ワイヤーブラシです。これも床板の下地材の清掃に使用します。というよりも、上記のタワシでこすった後の細かい粉などを、このブラシをほうきのように使って掃く作業に使用したいと思っています。これも藤原産業株式会社さんが発売元です。
さて、いよいよKENOH 2×4用マイターボックスを使用してみたいと思いますが、ネットで見た評価のとおり裏面を見ると長辺の片方が出っ張っていて作業台の縁に引っ掛けることが前提となっているようです。また、当然ですが、マイターボックスの底にも厚みがあり、これが15mmなので材料の他の部分も15mmのものを下に敷く必要があり、しかし、なかなか15mmの厚さのものは見つかりません。
もう1点ネットの評価で気になっているものが「マイターボックスまで切っちゃう。」ということで、材料を半分くらいまで切ったなと思った時点でマイターボックスを外して、それから切断作業を続けるということです。
3本の材料を切ってみて、切り口を見てみると、今までと断然違う仕上がり、横にも縦にも直角に切れています。これはすごい、スグレモノを手に入れてしまったものだと大満足してしまいました。
2016年7月25日(月)
さて、昨日マイターボックスを使って、今までになく正確な切断の後、溝のような部分の両側の切れ込みも正確に入れたので、次は溝部分を彫る作業です。前回と同様にノミを持ち出しカナヅチで叩き始めました。
でも「2×4材の横っ面から89mmの幅全部に対しノミで一直線に割り取るというのは、いくら両側から攻めるにしてもちょっと乱暴だな。」と思っていて、一部節があるとその部分は節が丸ごと取れてしまったり、なかなか真っ直ぐ平面に割るということも難しいと考えていました。そこで、7月18日に広く削り取る部分をトリマーで掘り進めた例を思い出し「きれいに切り取れれば、節があっても真っ直ぐ取り除けるのではないか。」と考え、使用してみました。
トリマーを抜き身で、いわゆるガイドも治具も補助具もなしで彫ると、トリマーの刃が食い込む方向があって直線に掘り進むのは難しいので、大体の輪郭をトリマーで彫って、残りをノミできれいに仕上げるという作戦を取ったら、おおむねきれいな溝を作ることができました。やっぱり何かトリマーの動きを制御する道具を購入するか作成するかして、輪郭どおり真っ直ぐ切ることができれば、まだまだ効率的に作業できると確信しました。
上の写真までで、今作ってる取り替えパーツのうち2本は切り出しが終わりましたので、次は3本目、端根太に最寄りの床板の切り出しですが、もう一度現場を確認して、切り出しの線の出し方や、実際切るときの注意点を点検します。25mmの床板が敷いてあるところに、厚さ38mmの2×4材を必要な部分だけ25mmに削って敷くので、写真の右側のように根太の上だけ”ほぞ”のように深さ13mmの溝を掘れば、他の床板と同じ高さに敷いていけますが、左側のように端根太があると、その部分まで13mm掘って、というか削って敷いていく必要があります。
上の写真で一番左に配置する床板の作成です。端根太の上に乗る部分の、幅5cmほどをずっと縦に13mm掘り進める作業について、7月18日に作業したときは、鉛筆で線を引いたところにマニュアルでトリマーを押し付け、ノミで仕上げることを前提に鉛筆の線の少し内側を掘りました。しかし、そんな不確実な作業を世間一般にしているわけではないだろうと、トリマーの取説を取り出してみたら、ストレートガイドというものが付属で付いていたのです。今回は、この便利なストレートガイドを使わせていただきました。
ようやく床板3枚の切り出しが完了しました。次は、これにペンキを塗る作業に移ります。
1ブロック目のペンキ塗りをしていた床板が、2回目に塗ったペンキが乾いたので、ようやく、晴れて取り付けしました。うれしさと喜びがこみあげます。やっぱり新品の良さが引き立ちます。この喜びを糧に、いつまで続くかわからない、このウッドデッキの床板の張り替え作業にまい進したいと思います。
2016年7月30日(土)
本日、ホームセンターでセフティグラスを購入してきました。
藤原産業株式会社さんが発売元のセフティグラス EG-1Bです。「グラス」という名称ですが、材質はポリカーボネート樹脂です。これまでもセフティグラスは持っていて使用していましたが、大事に扱わなかったため傷だらけで視界がよくなかったので、新品が欲しかったのです。
2016年8月6日(土)
7月25日(月)に切り出しが完了した床板の色塗りをしました。
その床板を取り付ける場所も、真鍮ワイヤーブラシなどできれいに掃除して、ペンキを塗りました。ちなみに写真の上の方に見える黒い床束は、6月25日(土)のレポートでもご説明したとおりYS-2438Bの上部にコンパネが据え付けられて支えるものを載せるだけのタイプの床束に対し、YS-2438Aの上部にはコンパネはなくビス穴の付いたプラスチックカバーの様なものが付いているタイプの方で、この場所は7月2日(土)に根太の腐食した部分を切除し、7月10日(日)に継ぎ足し部材をビス留めしたところです。こういうところには、YS-2438Aを活用することにより床束と根太を一体化して強度を補っていこうと思っています。
2016年8月11日(祝)
そうこうしているうちに毎年恒例の私の夏休みの宿題”ウッドデッキのペンキ塗り”を行う時期となってしまいました。ウッドデッキの上にあるものを全部移動させ、デッキブラシで水洗いし、デッキが乾いたら周囲をマスキングテープで養生し、全体にせっせとペンキを塗ります。毎年、夏休み期間中に1回ウッドデッキのペンキ塗りをしているわけで、工務店さんの営業担当の方が「毎年1回塗ればいいですよ。それも水性ペンキで十分です。」と教えてくださったので、毎年水性ペンキを塗ってきたわけですが、これだけ腐食が進むとは思っていなかったわけで、今回は「日曜大工教室~我流か自己流か編~7」でもご紹介したアサヒペンの油性ウッドガード外部用を塗りました。毎回2度塗りします。ですから、1日中かかります。
ただし、今回は近々床板を取り替える部分は塗りませんでした。右の写真をご覧ください。2か所だけつぎはぎみたいになっています。
当然、今切り出してペンキ塗りをしている床板にも、7月30日(土)に続き2回目の塗装を行いました。
2016年8月26日(金)
7月25日(月)の記事でご説明したとおり床板の裏面に深さ13mmの溝を彫ることについて「トリマーを抜き身で、いわゆるガイドも治具も補助具もなしで彫ると、トリマーの刃が食い込む方向があって直線に掘り進むのは難しい。」「何かトリマーの動きを制御する道具を購入するか作成するかして、輪郭どおり真っ直ぐ切ることができれば、まだまだ効率的に作業できる。」と思っていたら、やっぱり先輩諸兄は私などが気が付く1000年ほど前からちゃんと考えておられて、すばらしい道具を編み出し、使用されていました。
写真のPROGRIP システムバークランプ24″です。株式会社オフ・コーポレイションさんから購入しました。
これが、お買い上げ明細書です。下半分の余白にバーコードが書いてある札2枚は、配送されてきた箱に貼ってあった佐川急便さんの荷札と送り状です。税込み2,990円也のリーズナブル価格で、このスグレモノを入手しました。次回、この製品を使用しているところをご報告いたします。
2016年8月28日(日)
昨日もホームセンターへ行った際、また、工具を購入しました。これも発売元が藤原産業株式会社さんとの記載があるL型クランプ 品番LS-200 です。サイズは、最大口開き 200mm、アゴの深さ 80mm です。クランプは、いろんな種類のいろんな大きさのクランプがほしくなってしまいます。
さて、ようやく床板の取り替え 2か所目の取り付け作業にかかります。まず、床板を置いてビスを全部立てました。
立てたビスを全部打ち込んだら、この2か所目の床板3枚の取り付けは完了です。
そして、本日のメインイベントは8月26日(金)に届いたPROGRIP システムバークランプ24″を使って、材料の切り出しを行うことです。トリマーで床板が根太に乗る部分を厚さ25mmまでの溝に堀り下げる作業ですが、トリマーの動きを制御するためのガイドの役割を担ってもらいます。
トリマーのビットの幅6mmずつ掘り進めることになります。右側の写真は作業台の上ではなく、足元に材料を置いて作業しました。トリマーは騒音がひどいので、地面に置いて作業すれば隣近所への迷惑は低減するだろうと考えたわけです。
仕上がりのレベルの高さに感心しました。この溝掘り作業は、今やっているウッドデッキの床板の更新作業をやっている限り行う作業なので、システムバークランプ+トリマーの技にはまだまだ活躍してもらうことになると思います。
2016年9月3日(土)
先週に引き続き床板の切り出し、特に溝掘りをシコシコ進めます。満足のいく仕上がり精度がシステムバークランプ+トリマーの技を使うことで確立したため、気持ちよく明るく作業を進められます。多少手間がかかっても同じ作業の繰り返しをどんどん進めればいいので「このやり方だと失敗するかも知れない。」と不安を抱えて悩みながら作業しているときと比べて目の前の明るさが断然異なります。
厚さ38mmの2×4材を25mmまで薄くする作業なので、掘る深さは13mmですが、ネットで検索したとき先輩諸兄の記事に「トリマーで一度に深く掘ることはトリマーやビットの負担が多きすぎるため、何回かに分けて掘る必要がある。」とあったのを受け、約6.5mmずつ2回に分けて掘ることにしました。また、トリマーのベースの端からビットまでの間隔が42mmなので、同じ深さで掘り下げるのを36mmまでくらいにしないと、ベースを乗せる場所がなくなってしまうので、幅広く掘り下げるときは、掘り幅も何回かに分けます。そうするとトリマーのビットの位置を目で確認するため誤差が出ます。これを、あとで紙やすりで馴らしますが、まあ、表面からは見えないので、あまり厳密にしなくてもいいかと気楽に考えて作業を進めます。
右の写真は、本日2枚目の床板の切り出しが終わったところです。本日は、ここまで。明日続きをやります。
2016年9月4日(日)
本日も昨日の続きで床板の切り出し作業を続けました。3枚目の床板の3か所の掘り下げ箇所を、システムバークランプ+トリマーの技で無事に作業完了しました。
次に、切り出した床板を取り付け位置まで持って行き、ビス留め位置を確認、電動ドリルでビス穴を開けてから、いよいよ仕上げのペンキ塗りです。裏を塗ってから一日以上乾かし、表を塗ってという手順を2回繰り返すので、表塗りを後にしたいと考え、今日は裏面を塗ることにしました。このペンキ塗りまで本日済ませてしまいたくて少し慌てたので、ペンキの缶を持つ手が滑り、家の外壁にペンキがかかってしまいました。左側の写真です。やっぱり何でも慌てると失敗の元になります。
そして、先ほど床板のビス位置を確認するときに既存の床板をめくった場所、今作成している床板の取り付け位置になりますが、その場所も7月24日(日)にご紹介しましたペンキ塗り替え下地処理セット(製造元:株式会社ノリタケコーテッドアブレーシブさん、発売元:藤原産業株式会社さん)で、
こびりついたペンキや汚れを削り、ペンキを塗りました。併せて、左側の写真にあるとおり、腐食が進んだ根太の下に、先日まとめ買いした床束をひとつ設置しました。
その3に続きます。次回は、どのような展開になっているところをご報告できるでしょうか。お楽しみに。
ここまで当ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
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