第34回 福井矯正展が開催されました。
開催日時 2017年9月23日(土) 9:30~16:00
場 所 福井市一本木町52
主 催 福井刑務所、福井少年鑑別所
共 催 公益財団法人矯正協会刑務作業協力事業部、
全国の各刑務所
さかいケーブルテレビ、福井県更生保護女性連盟
催事内容 刑務所作業製品の展示販売
矯正広報コーナー、BBS(体験コーナー)、
JAF(こども免許コーナー)、
更生保護女性連盟(バザーコーナー)、バルーンアート、
フードコーナー
イベント やわらぎ木田認定こども園(児童演技)、
北陸高等学校(和太鼓演奏)、
The Rockabeats(バンド演奏)、
羽水高等学校吹奏楽部(吹奏楽演奏)、
羽水高等学校合唱部(合唱発表)
初めて福井矯正展を訪ねました。「開場時、入場口に人が並ぶ。」と聞いたので、少し早めに着いたつもりでしたが、すでに入り口前が黒山の人だかりで、その盛況ぶりは想像をはるかに超えていました。
混雑した中で開場を待つ間、会場内の配置図が飾ってあるので、それを見て...作戦を練らなければならないのですが、何せ初めて来たので、どういう優先順位で、何を狙えばいいのかわからないまま配置図を見ていました。
さあ、開場しました。場内にも配置図があったり、バザーはこっちだと誘う看板あったり、他の入場者の方々はそれぞれ目的はあるようなのですが...。
各テントを見て歩くと、配置図のとおり他の地域の刑務所での製品を販売しています。
そして、フードコーナーもあり、そばののぼり旗を見て近づくと、大野市の下庄倶楽部が出店しているではないですか。当ブログの「結の故郷 越前おおの 新そばまつり2016 その1」でも紹介していますが、見覚えのあるスタッフもいらっしゃいます。焼き鳥店の火の鳥も、今年7月22日~23日の「森の駅 サンソン サマーフェスティバル 2017」でおいしい焼き鳥をいただいたところです。
おいしそうなクレープのお店もありました。そして、また、他県の刑務所製品の展示即売が続きます。
お隣石川県の刑務所や笠松刑務所とは聞いたことがないですが、岐阜県の刑務所なんだそうです。
三重県の刑務所かと思ったら、協賛業者の販売コーナーもありました。
生鮮野菜も販売してました。これをスゴいなあと思いながら通り過ぎて建物の中に入ると更生保護女性連盟のコーナーがあって、実はここが、さっきの「バザーはあちら」の案内先だったんですね。シーツやタオルなど生活雑貨がバザーのレベルの単価で販売されていて、入り口前の黒山の人だかりの半分はここに来ているのではないかと思えるぐらい大勢のご婦人が集まっていて、都会のデパートのバーゲンセール状態で、一度入り込むと人波に揉まれて身動きもできないくらいに押しくらまんじゅうをしていました。
その建物の中でも他県の刑務所の製品販売コーナーや協賛業者のコーナーもありました。
JAFがこども免許証づくりのコーナーを開設していました。どのコーナーにも来場者が興味深げに物色したり、お気に入りの一品を購入したりしていて、このイベントの人気ぶりが伝わってきます。
広場の方では、イベントのタイムスケジュールが掲示され、ステージエリアを表す緋毛氈が敷かれています。
頃合いを見計らってMCのお姉さんがステージイベントの開始をアナウンスしています。
スマホを取り出し撮影準備を整えた保護者がステージに少しずつにじり寄ってきました。と、同時に園児が入場してきました。
やわらぎ木田認定こども園の年長児 らいおん組の園児たちが練習の成果を披露します。
「鼓舞太鼓」の勇壮な演技の後、今度は「ハピネスダンス」で盛り上がりました。
かわいい演技を動画でお楽しみください。
続いて北陸高等学校の和太鼓部の演奏です。まず部員数の多いところがすごいですね。太鼓は迫力が魅力の一つですが、人数が多いとその点はクリアし易くなります。そして、女子部員が多いのも魅力です。
勇壮な雰囲気の衣装だけでなく、カラフルできれいな衣装に変化するところも見せ、横笛隊も構成しバリエーション豊かな太鼓演奏で来場者の目を引き付けていました。
すばらしい演奏を1曲ご覧ください。
次は、大人のオールディーズバンド The Rockabeatsの出番となりました。
ギター、ベース、キーボード、ドラムスの演奏に、きれいな衣装のポニーテール女子がツインヴォーカルで踊りながら60’sを中心に歌うバンドで、中高年のお客さんが喜ぶような曲目を一気に何曲も繰り出します。
chieさんは、今年で8年目の矯正展出演だそうです。伸びの良い高い声でオジサマたちの心臓を鷲掴みにします。
助っ人ヴォーカルのma-yaさんがピンクの衣装とポニーテールの似合ういでたちで、エンタメ振りをここぞと発揮しています。
こちらも助っ人のベース Takaさんです。メンバーのヒロシが欠場するところを弟のTakaさんが穴埋めとは、仲の良い兄弟です。
キーボードのMakoさんです。ロックンロール系の曲に合わせて体を揺らしながらキーボードを弾き、時折キュートな笑顔を見せてくれます。
Stick.K(河井 明久氏)が、常に冷静にかつ熱くビートを刻んで、二人の美人ヴォーカルが歌い上げる様々な恋のシチュエーションをしっかり支えます。
そして、ギターのジャンさんが間奏でカッコイイ旋律を弾いて、ヴォーカルの女性二人を煽ります。
「ロコモーション」「すてきな16才」「ヴァケーション」「カラーに口紅」「ステューピッドキューピッド」「恋のバカンス」「恋のフーガ」「It’s So Easy」「Heat Wave」「The Venus」「キッスは目にして!」そしてアンコール曲として「Let’s Twist Again」と、アッという間に全13曲を歌い上げていました。すてきなThe Rockabeatsのみなさんとノリのいいなつかしい楽曲を堪能できました。次回は、10月14日(土)にLIVE & BAR 13でライブを行うとの告知もされていました。
The Rockabeats の一度見たら次回も見に行きたくなる素敵なステージパフォーマンスを1曲お楽しみください。
次のプログラムは、羽水高等学校の合唱部です。男子7名、女子3名の構成で、すてきな歌声が聴衆を物語の中へ誘っていました。
「You Raise Me Up」「Beauty and the Beast」「僕の願い(ノートルダムの鐘)」「いのちの名前」「I Will Follow Him」全5曲を歌いました。
心が洗われるような美しい曲を、きれいな歌声を織り合わせて、来場者の心を引き付けていました。
青いユニフォームの男女の集団が楽器を持ち寄り、BigBandを構成しました。羽水高等学校吹奏楽部の出演です。ほとんど女子という珍しい構成ですが、明るい笑顔を振りまきながら演奏しています。バンド全体の雰囲気がすごく明るいところが魅力の源泉でしょうか。
「学園天国」「天城越え、つぐない、また君に恋してるメドレー」「にじいろ」「恋」「Funkyイッチョライ」の全5曲。顧問の先生の指揮のもと、楽しく演奏していました。
手を振ったり、2人ずつ前に出てきて演奏する場面を作ったりと、まず自分たちがすごく楽しんで演奏することがお客さんを楽しませることなんだと体現しているような立派で心温まる演奏でした。
こちらは少し欲張って2曲UPさせていただきました。ご堪能下さい。
街なかの刑務所で、様々な製品の販売あり、食ブースあり、楽しいステージありと、秋の一日をがこんなに楽しめるお祭りが身近にありました。また来年もここでお会いできることを楽しみにしています。
おまけ
本文でご紹介しませんでしたが、ほかにも収録した動画をここで紹介します。ぜひクリックしてお楽しみください。
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今後も、あなたに興味をもってご覧いただけますよう楽しいページづくりに努めてまいります。
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